「監査人としての意識」 其の壱

宣言通りに今日は「監査人としての意識」について。

管理人は、監査人になって早3年、監査実績という点で見ると、実を言えば特段たいしたことはやっておりません。管理人のいる企業は上場企業としての歴史が浅く、内部監査部門も「上場」のために作られた部署なんです。おそらく日本の企業の中でも内部監査部門がきっちりしている会社というのは大企業を除くとかなり少ないのではないでしょうか?
そんな少しかわいそうな生い立ちをもっている私の所属部門は、組織上は社内で唯一の社長直轄部門と位置付けられてはいるのですが、存在感は希薄というかむしろ無いのが実状です。

ちょっと愚痴っぽくなったので、本筋に戻りましょう。

「内部監査部門は本来、既に会社において定められたルールに則って業務が行われているかをチェックするのが仕事なのですが、管理人はルールの見直し作業を担当することが増えてきています。これはいずれ説明しようと思っていますが、会社法の成立や相次ぐ上場企業の不祥事によって、企業のガバナンスを強化する動きが広まり、これまでOKであったルールを見直さなくてはならなくなってきているからです。当然、上にも書きましたが、ルールに基づいて業務をチェックするのが管理人の仕事なのですが、ルールがおかしいというケースが最近は出てきており、チェックできないこともあります。

本来ルールを見直すのは、各業務部門が自ら行うべきなのですが、残念ながら管理人の会社の人々はこういう作業が苦手なので、監査に行って問題点を見つけた管理人にその作業がまわってくるのです。

ここで監査人としての意識、其の壱。

「監査人はルールに基づいて監査を行うべし」

かなり基本的な話なんですけど、意外と忘れやすいし、忘れられてることなんではないでしょうか?人間って、ついつい目の前にある現実が正しいと考えて、ルールに合ってないけど結果が問題ないからOK、って考えがちです。管理人もはじめて監査をした際には、ルールより現実を取りかけたことがありました。すごく基本的な話ですけど、これは大事なこと。
 
監査人になることがあったら、思い出してください。

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