情熱大陸20060618

今週は国民の半分が生き残りをかけて見ているクロアチア戦の裏番組でした。
大多数の流れに真っ向から反対する人が主役でした。

落語家、立川談志。
現代に生きる天才落語家である。
細かな説明を書き連ねることが、この人には似合わない。
俗に言えば「雰囲気のある」というか「格の違う落語家」である。

志ん朝が既に逝き、円楽が第1線を退いてしまったこともあり、年々存在感が増していっている気がする。言動も相変わらずで、媚びない人である。

そんなに落語に詳しいわけではないが、父親の聴いている落語を隣で聞くこともあったので、なんとなく感覚的に理解しているのだが、上手い落語家の噺はいつのまにか枕から引きこまれて下げ(要するに落ち)までたどり着いてしまう。テンポというか”間”であり、抑揚であり、リズムがそうさせるのだろう。多分、日常的な会話も同じなのだろう。

この人の発言で一番心に残っているのは、
「いい奴ってのは自分にとって『都合のいい奴』ってことだよ」
という一言。

この言葉を聞いて以来、あくまでいい奴になりたくなくなったのは間違い無い。
今も心の奥底では「いい奴なんて糞食らえ!」と思っているようだ。

今も会話も”間”や抑揚やテンポが重要だと書いたが、今日改めてそれを実感した。

今日は某鉄道会社の株主総会に行ってきた。
これは自分の会社の株主総会担当者(お手伝い係り)の一員としての仕事で、みんなが各自持っている株主としての権利をふるいわけて、実際に”見学”に行くのである。
管理人は毎年出来る限り「荒れる」会社に行くことを心がけている。中には食事会がついているところやお土産が出るところを狙う人もいるのだが、管理人は荒れる総会に血が騒ぐ。

今日も期待に応えて総会は荒れまくった。
開会早々、野次怒号!
結構特等席でその光景を見ていたのだが、質疑応答に向かうまでに既に収集が付かなくなりかけている。今年は事故を起こしてしまっていることもあり、安全対策への注文が多かった。もっとも”株主”さんたちも1年に1回の晴れ舞台なのか、かなりイレこんでしまっている人もおり、熱くなりすぎていることが少々不快。

そこで思ったのが、会社に対して質疑の形をとりながら文句を言おうとする株主の皆様方の発言。上にも書いたようにいれこみすぎていて、要領を得ない。なんでもかんでもきちんと説明しようとして、論点を自らぼやかしてしまっているのだ。
しかも時間もテンポも悪いので、そこを会社につけこまれ、論点をずらされた回答を返されてしまっていた。これでは1年に1回の場も消化不良である。いいたいことがあるなら、要点をまとめるべきだ、と個人的には思っている。

多分、あそこで”発言”することで彼らは満足なのだろう。
ワールドカップ出場で満足している選手と一緒だ。
そこでどう戦うかが弱いのだ。
そこをうまく戦えれば、もう少し経営陣の非を追及できるだろう。

来週には自分の会社でも総会があるので、ちょっと気を引き締めつつ、今日は早起きのツケを払うべく、さっさと寝たいと思います。

では、お後がよろしいようで。

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