初心貫くべし

所謂、自民党の造反議員復党問題。
「初心」を貫く平沼さんについて考えてみたい。

初心とか信念を貫こうとすると、世の中では間違いなく壁にぶち当たることが多い。
自分独りで生きているわけではない以上、他人との共同体の中でなんでもかんでも自分の意見が通るということはそうそうあることではない。そういう状態にある人は余程の大人物か独裁者だろう。もっとも皆が正しいと思うようなことを言っていれば結果として自分の意見が通り続けることもあるか。ただ、あんまりそんな例は無いような気がする。

「郵政民営化」

約一年前、日本はこの1点で異常な興奮状態にあった。
賛成と反対がいりまじり、真正面からぶつかり、最終的には賛成派が圧倒的な勝利を収めた。今更ながら思うのは「賛成」に組した方々(有権者を含む)が何で賛成したのか?ということだ。当時の小泉首相への支持を表明したといえばそれまでだけで、あの選挙から1年経って、その熱は驚くほど急速にさめた気がする。僕はおおむね賛成で、一部反対という意見だ。選挙では「賛成」に票を入れた。反対だったのは「郵便事業の民営化」だ。
最近の調査で全国の郵便局のうち71%が赤字であるということからすると、金融を担う郵貯や簡保と比べて、より公共性の高い郵便事業だけは公社のままでも十分だった気がしている。これは前から変わっていない。

で、全ての民営化に反対?して自民党を離れた(結果的には追放された)議員12名が自民党と自分たちの両方の利益のためにまた合流しようとしている。野田なんてその面下げて戻るのか?完全に有権者を馬鹿にしていると思われても仕方が無い。次の参議院選挙で自民党がどうなるか?「美しい国」とか言っている総裁の下で「薄汚い」ことを平気でやっている。そこに信念とか初心を貫くというものは全く無い。

片や注目の平沼氏。

「降伏文書」への署名を拒否し、自らは戻らないようだ。
こっちは評価したい。
”ぶれない”というのはこの時代貴重だ。もちろん選挙で強いからこそできるのだろう。反対派の中でもちょっと地味だったけど、この数週間でずいぶんと顔が売れた気がする。どんな思惑があるのかは知らないが、こんな時代、独りくらい信念を持っている議員がいてもいいと思う。



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