情熱大陸20101017 『森永卓郎』 #jounetsu

あだ名が「ケチタヌキ」だったかな。
主張に共感することはあんまりないけど
スタンスはいいと思うんだよね。
みんなが同じ方向って怖いし、つまらないし。

もう既に各所で今回の放送への批判があるようです。
まぁそうだろうなぁと思う気持ちもありますが
それでもいくつかのフィルターを取り除けば
森永さんのスタンスなりから学べることはあると思うんですよ。
ボクも個人的には森永さんの意見には
あんまり賛同できない部分が多いですし、
特に「経済以外の分野」の発言は素人のボクから見ても
疑問を覚えずにはいられませんが、
「意見が合わないから全否定」というのは
ちょっとお隣の国で暴徒と化している一人っ子たちの集団のようなので
冷静に考えてみようと思います。

異端を恐れない

ご本人の存在なり、発言が既に異端なので
特段、驚くべきことでは無いのですが
ボクが森永さんを評価できると思うのはそこですね。

普通に仕事して生活していると「異端」になることを
本当に多くの人が恐れているし、異端を許さない世の中だなと思います。
ボクは会社の中で「過激派」と呼ぶ人がいるほどの人間です。
ま、呼んでいる人はたった一人の了見の狭い方なので気にしていませんが
それでも会社の秩序というよくわからないものの中では
かなり言いたいことをいっていますし、
これまでの経緯という胡散臭いものを壊してしまうことを
ある部分ではありますが普通に主張しています。

もっともボクの言っていることや考えていることは
うちの会社に中途でやってきた人や
別の会社から役員に就任した人からすれば
「常識の範疇」らしいのですが
他社の動向を気にしつつも極めて保守的な
我が社の風土ではかなり異質な扱いを受けます。

ってことで当然のように何かにつけて
ご理解を得られないことは多々ありました。
「他所は他所」というなんだかよくわからない理由で
いくつものアイデアが没になったりしました。

でも、それでいいかなと思うのです。
みんなが同じ考えって危なっかしいし、つまらないですし、
何より、それって何かの拍子に根幹から崩れてしまうので。
だいたい1000人以上社員がいて
アイデアがたいして出ないなんて残念にも程がありますよ。
それってみんなが考えていないってのと一緒だし。

ま、「他人と違う」ってことが怖い人がいるのもわかりますけどね。
でも、一歩間違うとそれって何にも考えていないってのと
同じことになるからね、保守本流とは異なってもいいから
異端になってもいいから、「自分の考え」は大事だと思います。

負けを覚悟で言いたいことは言う

「意見を言わない」ってことが「存在価値がない」という世界が
欧米には普通にあるようです(体験したことがないのでわからない)
勝つにこしたことはないですが、不戦敗は次の試合に出られないとすれば
悔しいかもしれないけど、負ける覚悟で戦うしかないわけです。

個人的にはそれなりに考えたことを
自分の言葉で発信できる人は
勝とうが負けようが評価されると思います。
何にも意見が出てこない人より、何かいう人に意見を求めたいですし
実際、会社ではそういうものだったりします。

上の2点はなんというか再確認しました。
忘れたくないですし、今後も貫きたいものです。

最後に今回の放送に批判的な意見を。

終わってみれば、貧困ビジネスへの情熱しか感じられなかった『情熱大陸』

正直、ちょっと今回は内容が薄かったです。

この記事へのコメント

かお
2010年10月18日 22:45
大学の授業で、1回も発言しない授業があったとしたら、その授業の出席点が80%になります。
詳細は忘れたけど、発言しなかった授業が何度かあったら、その授業の単位はとれません。
なので、「わかりません」でも「考えがまとまらない」でもいいから何か一言必ず挙手して言うように、と
毎回オリエンテーションで言われたぜ。
多分、大学だけじゃなく、全ての学校がそうだから、
みんな、普通に意見を言うようになるよね。
著者
2010年10月19日 09:01
「言うべきことは言う」という
日本の美学はどこで失われたのか?と思います。
「大人の対応」とか「上司に追従」とかいって考えない人間が普通ですみたいな状況を当然のようにしているのが理解できないんですよね。
そういう人ほど「組織に忠実」とか言うから始末が悪い。まったく貢献していないくせに。

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