情熱大陸20110102 『貴乃花親方』 #jounetsu

2011年最初の放送はいきなり熱い展開に。
やっぱりこの人は懸けているもののレベルが違います。

いきなり「そんなに無口ではない」という感じで始まった番組。
でも、すぐに相撲の世界の頂点に立った人の凄みを見せつける。

右手がしびれているので練習して左利きになった

現役時代、全盛期の曙、武蔵丸といって巨漢力士を相手に
常に全力でぶつかり倒してきた体にはとてつもないダメージが蓄積されていて
少し冷えるだけで古傷が痛み出すという。
さらに右手にいたってはしびれが治らないために
左手を訓練して箸を左手でもつまでに。
常に逃げずに全力で戦ってきた勲章なのかもしれないけど
見ているこちらが苦しくなるような話。

その後も続くのは、現役時代さながらに
稽古場で弟子たちを叱咤激励する姿。
インタビューのときはとても優しい表情だけど
稽古に入ってしまえば、それは「土俵の鬼」そのもので
あれでももしかしたらテレビ的な映像なのかもしれないけど
とにかく厳しくも熱い指導が続く。

稽古も本場所も関係ない、常に全力で

弟子の取組内容を見ての一言。
場所中の稽古で力をセーブするようなことでは
絶対に強くなれないという厳しい戒め。
現役時代、ものすごい稽古をしていたことは有名だからね。
もっともこの一言は多くの人に響くと思う。
誰だってどこかで力の入れ具合を加減するもの。
でも、それではいけないということ。

弟子と部屋で暮らせることが幸せ

「理想の家族」の典型だった一家が
あとかたもなく崩壊していく姿を当事者として体験しているし、
その事実を多くの人が報道によって知っている。
兄のことを「この部屋を出て行った」といわざるを得ないほど
「血縁関係」が実は驚くほど脆いということを
本当に実感しているだけに出てくる言葉なんだろう。
逆に言えばそれだけ弟子を大事に思ってくれていることの裏返し。

廃業した弟子からの電話に本当に嬉しそうに出て
それでいて「どうしようもなくなったら俺のところに来い」と
ためらいなく言える人ってきっとほとんどいないだろう。
番組の最後に「義」って字を書いていましたが、そのときに
「我が美しい」って言っていたけど、そこは本当に凛とした雰囲気だった。

何かと不祥事に揺れ続ける近年の相撲界の中で
もっとも真摯に相撲と向き合っているのは白鵬と貴乃花親方なのではないかと思う。
「2500年くらい歴史がある」という大相撲の世界を50年、60年かけて
変革していきたいという親方の一言に期待してしまうのは
日本人としてやっぱり相撲が好きなんだからだと思う。

年の初めに、この放送は気持ちが締まりました。

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