10年と半年

震災から半年が経って、9.11から10年が経つ。
あっという間にいろんなことが変わったようで、
本質は何も変わっていない気がします。

9月11日、日曜日、天気は晴れ。
「9月11日」は毎年やってくるわけですが
奇しくも今年はあれから10年という節目、
そして3月11日に起きた震災から半年という
やはりこちらも節目が重なりました。

以前にもここに書いたような気がしますが
2001年のあの日、ボクはサークルの合宿で山中湖におり
その夜はサークル全体に係る話し合いをしていました。
そこに飛び込んできたのが、理解不能な第一報。
当時4年生だったボクはその話し合いを当事者である
後輩たちに任せて(外野がどうこう言う話でもなかった)
友人たちとテレビの前にかぶりついていました。
後輩の中には親が現場の側で働いているという子もいて
ボクのようにどこか能天気に「違う世界」としてみているような
お気楽な状況ではなく、当事者としてあのニュースを見ている子もいるという
それはいまもって異常な一夜でした。

それからあっという間にアフガニスタンとイラクで戦争がはじまり、気がつけば10年。
今年、イスラム社会はあの頃には考えられなかったかたちで
長年続いた独裁政権がバタバタと崩壊し、ますます不安定になっています。
相変わらず、ボクはそれをどこか別の世界のように見ていて
ちっとも成長していないような気がしてなりません。

そして震災から半年。
あの日の今頃、ボクは会社で帰宅した社員の名前と連絡先を
ただひたすらにExcelに打ち込みながら
ラジオを聴いて、動き出した電車の情報を集めていました。
ちょうどその頃、祖父の家に電話がつながって
家族全員が無事であることが確認できて、
とてもホッとしたことを思い出します。

10年前はどこか「別の世界」だと思っていたボクも
あの日は当事者として、ただただ夜が明けるのを待ちわび、
続く余震、あの時はまだ第一報レベルだった原発の情報を見ながら
いったいこれからどうなるのか?とアタマが混乱していました。

あれから半年、「復興」という言葉は少しずつかもしれませんが
一歩ずつ現実になろうとしている反面、未だ原発は予断を許さず
その影響範囲は様々なかたちで影響を及ぼしています。

ただ、これからもその状況が劇的に変わることはないはずで
いまやるべきことは「歩みを止めない」ことだと思います。
大層なことは言えませんし、できませんが、
それだけはこれからも心がけようと思います。

もう「過去」には戻れないから「未来」をどうするか
どうしていきたいかを考えて行動すること。
それが生きている自分たちがすべきことでしょう。

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