情熱大陸20110918 『中村吉右衛門』 #jounetsu

役者としての「顔」も様々で魅力的だけど、
そもそも人間としての「顔」が本当に素敵なのだと思う。
「人間国宝」っていうのは「芸」だけではないのだろう。

「いずれ人間国宝になる」みたいなことを言っていた方が
いるとかいないとかって話は随分と昔のことのような気がしますが
やはりそれは自分で主張するのではなく、
「なるべくしてなる」ものなのだと思うわけです。
とはいえボクにとって中村吉右衛門という稀代の役者の魅力は
そうした肩書きがどこか添え物に見えるような気がします。
結構、冒頭から熱く語っておりますが、もちろんこれはボク自身が
吉右衛門さんのファンであるからです。

今回の放送では完全に「歌舞伎役者」としての姿が
クローズアップされていたわけですが(本業ですし、当然)
やはりボクには「鬼平犯科帳」での姿が鮮烈というか
憧れに近いものがありまして、どうしても画面で見ると
「長谷川平蔵」に置き換えてしまうところがあります。

それにしても本当に懐が広くて、それでいて多芸で
何より「色気」のある人だなと毎度ながら感じさせられました。
女形ではないのですが、あの普段の佇まいからは
とにかく人を惹きつけてやまない何かが出ているのでしょう。
空き時間に喫茶店でささっと取材スタッフの似顔絵を描いてみたり
家族での食事のときに見せる優しい笑顔だったり
舞台で、テレビで見せるときに「鬼」になる瞬間とのギャップは
やはり魅力的です。

いまだに緊張して食欲が減る

決して「慣れる」ことはなく、常に丁寧に。
きっと祖父であり、師匠である初代の芸を目標に
とても大事にしているんだろうと思います。
そして自分はその芸を「次に伝える」という役目を負っていることを
間違いなく受けとめて日々、後進の育成に努める。
簡単に真似できることではありませんが
ボクたちがしている仕事もそういう面は少なからずあるわけで
先輩たちの仕事をより磨き上げて次に伝えていきたいと思います。

もっともまずは「鬼平」のようなしびれる男になりたいものです。

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