情熱大陸20121021 『原ゆたか』 #jounetsu

「アイデアがかたちになっていくプロセス」は面白いです。
本当に人それぞれで個性が出るし、真似したくなります。

子どもを本好きにしたければそばに置いておけばいい

ボクが赤ん坊の頃に叔父に言われた両親は
半分、実験のつもりでこれを実践したそうです。
幸いにしてその実験は成功してボクは子供の頃から本好きになりました。

でも、これって「習慣」というか「感覚」を養うものであって
周りに面白い本がなければ続かないだろうというのがボクの考え。
そういう意味で「図鑑」や「絵本」の次のステップで読む本は
その人が本当の「本好き」になれるかどうかの
大事なポイントになるのではないだろうかと思います。

ボクの場合、それが何だったのか?とふと考えてみたのですが
記憶の中に残っていたのはこのシリーズでした。


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自分から読みたいといって買ってもらった
童話というか児童書ってきっとこれが最初。
確か小学一年生のときだったと思います。
やっぱりそういう記憶って今でも残っているものです。

さて、「かいけつゾロリ」です。
スタートが1987年か・・・当時のボクは7歳、あれから25年。
番組のなかでも言っていたけどゾロリは間違いなければ
当初は「ほうれんそうマン」のライバルというか敵だったはず。
ほうれんそうマンは読んだんですよ、何冊かですけど。
で、時は進んで大学生になって本屋さんでバイトをするようになったら
ほうれんそうマンではなくてゾロリが主役というかメインになっていました。

確かに原さんの本は子どもに人気でした。
と同時にボクが読んでいた頃もそうでしたけど
ストーリーがあって突然、見開きで迷路がでてきたり
クイズめいたものがでてきたりと飽きないというか
子どもが惹きつけられる仕掛けがたくさんありました。
そういう点はいまでも大人気なんだなと思うと
何となく安心というか子どもは変わっていないのかも?と感じます。

という話はさておき。
今回の放送でやっぱり興味がわいたのは冒頭にも書きましたが

アイデアがかたちになっていくプロセス

名刺カードにアイデアやストーリーを細かい単位(見開き1ページ)で
書き連ねていきながらストーリーを構成し、必要に応じて取捨選択。
そのために映画を見たり、分析したりと地道なリサーチがあって
それでも最近はアイデアが出てこない・出にくいときがあるという話。

そりゃそうだよねと思うのと同時にハードル高いなというのがボクの感覚。
読者である子供たちはそういう事情は関係ありませんし、
とにかく「ゾロリは面白い」という絶対的なイメージがありますから
それを毎回、何とかしてクリアしていくというのは大変なはず。
しかももうそれを25年もやっているということはもっと評価されるべき。

あと印象的だったのは
「昔は120%で考えていたけど、いまは100%でいける」と言う話。
言い換えれば「なりふりかまわず」から「経験を活かす」ということに
作品をつくるときの気持ちを少し変えたんでしょうけど
それでいいのか?という自問自答はあるようです。

確かにボクが仕事をしていても5年前なら
他人からみれば無駄に思えるほど下調べもしたし、
時間をかけて自分の信念だけを注ぎ込んでいましたが
いまはやっぱり仕事の量・質をどこかでコントロールしますし、
ともすれば自分のエゴになってしまうような信念の
量を少し減らして、周囲の理解を得るようになったとか
工夫というか配慮みたいなものはしています。

それで確かに上手くはいくのですが
その仕事を終えた後に少し自問自答することはあります。
「あれでよかったのだろうか?」はきっと普通なんでしょうけど
どこかスッキリと仕事したい気持ちを思い出しました。






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