情熱大陸20131006 『片岡愛之助』 #jounetsu

あれだけ休みなく仕事をし続けるのは好きなだけではなく
もしかすると「埋めたい何か」とか「築きたい何か」があるのかも。
常に立ち戻れる原点なり土台がある人は強いと思います。

自慢することではないのですが「半沢直樹」を見ていません。
というわけで今回の主役である愛之助さんが
どれだけぶっ飛んだキャラクターを演じきったと言われても
そこがあまりピンときていない状態で番組を視聴。
先週はものすごく実験的でしたが今回はある意味、古典の趣。

片岡愛之助 (6代目)

何かとテレビに取り上げられることの多い関東の歌舞伎と
その役者さんたちと比べると東京に住んでいるボクには
あまり馴染みのない上方歌舞伎の役者さん。
そういう感覚が数年前までの印象なわけですが
例の海老蔵事件の際に見事に代役を演じて
一躍その名前が知れ渡ったように思います。
(その前から人気はあったと思いますが)

で、今回の半沢直樹におけるブレイク。
もちろん歌舞伎という本業があってこそのブレイクとはいえ
「梨園の出身ではない」という極めて稀な存在と相まって
ここのところメディアに引っ張りだこという印象があります。

歌舞伎を見てほしい、知ってほしい

多忙を極める中でたくさんの舞台やドラマに出演するのは
ひとえに番組の中でもたびたび繰り返されたこの思いが
その根底にあるのだと思います。
自分が露出することで1人でも多くの人が
「歌舞伎」というものに興味をもってくれて足を運んでくれれば
それが自分の本望であるくらいの意気込みを感じました。

それと場数(と書くと品がありませんが)を踏むことで
とにかく経験を積んで歌舞伎役者としての土台と
梨園出身ではないということでのデメリットを
少しでも埋めようとしているのではないでしょうか?

やはり先祖代々受け継がれてきたDNAレベルでの経験は
どうしたって得られていないわけですし、
それを様々なかたちで経験することで自分のものとしていく。
そのためにはとにかく出られる舞台には出続けるという
ある意味すごく貪欲な姿勢の源となっていると思います。
その辺はもうご本人の心の中の話なので憶測に過ぎません。

そして「立ち返る原点」としての歌舞伎をどう磨いていくかは
師匠からの激励とやんわりとした戒めの中にありましたね。
吉右衛門さんだって「鬼平」だけど「播磨屋」さんですからね。
とにかく最後は原点である歌舞伎に立ち返るというわけで
今後も幅広く活躍し続けると思いますが
やはり本業の歌舞伎役者さんとしてより大きく飛躍してほしいです。

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