情熱大陸20141116 『前川貴行』 #jounetsu

密着取材をしていれば、取材対象の迷惑になることも
下手すりゃ致命的な失敗もあるんだろうと思うので
そこを隠さずに出したってのはよかったのかも。
作り手の意図に乗ってみるのもありかなって思いました。

「動物」を撮るのはとても楽しいことです。
ボクもカメラをもって近所の動物園に行ってオランウータンの親子や
走りまわるサイ、寝っ転がるチンパンジーを撮ったりしました。
そのとき感じたのは「こちらの狙いなんか関係ない」ということで
時間をかけて何枚も何枚も撮ったなかに気に入ったものが
撮れた時は素直に嬉しかったことを思い出しました。

だから本物の野生の動物にあれだけ近づいて撮ることは
とても羨ましいなと思うと同時に難しいことだなと。
明らかに人間を警戒するわけですし、時間だって、移動距離だって
まったくこちらの予定なんか気にしないので
前川さんのような写真を撮ることは画面で見ている以上に
とてつもない忍耐や集中力が必要なことだと感じました。

ま、そこまでは普通に見て感じたことです。
で、ここからは今回の放送の中で一番尖った点というか
問題となったであろうことについて。
前川さんがようやくゲットした最高のチャンスを
取材班が映り込むことで台無しにしてしまったシーン。
そこだけ見れば「最悪」の一言で終わってしまうシーン。

取材対象に近づけば近づくほどにそういうことって起きると思います。
アクシデントという意味では前川さんと動物たちの距離だったりも
ギリギリの距離で撮っているわけで、そりゃ起きるよなと思ったり。
もちろんそんなことないのが望ましいんですけど
逆に言えばそんな余裕もない状態で取材していたのかもと。
でもってこのシーンは編集でカットすることもできたはず。
ただそれをしなかったのが番組の謝罪の気持ちだったのではないでしょうか。

あとは「完璧な作品」を追求することはとても厳しいことということですね。
前川さんも言っていましたけど「100点」の作品だけを
出しつづけることはできないのだということを
一体どれだけの人が理解しているのか?ってことです。

もう自分の仕事に置き換えたらすぐわかるんですけど
これは普通に仕事している凡人には無理です。
そりゃ毎日できるかぎりのことはしますけど
時間だったり、リソースだったり、そして自分の能力だったり
制約があって100点を出せないことは日常です。

そこをどうやって折り合いつけていくかってのは
前川さんも言っていたけど一番自分の中に響きました。
それにしてもあのチンパンジーの写真はいいですね。
できたら大きな写真で見てみたいです。

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